アルくんのシンプルライフ

夫婦旅と料理が好きなアルくんが平凡な日常をメモします。

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世界一周チケット やっぱり専門業者に依頼しないと無理?

 

■有効期間1年で最大16回フライト可能。一筆書きでルートを作るのがルール

 ワンワールドスターアライアンスも有効期間は1年間。搭乗回数は最大16回まで。最初に搭乗した空港から、最後に帰着するまで一筆書きでコースを選択するなど、基本ルールは簡単です。

 ですから、東京からヨーロッパに行き、アメリカに行き、オーストラリアによって、東京に帰ってくるという一般的なコースを設定することは、決して難しくありません。ただ、せっかく遠い国に行くのだから、ここには行ってみたい、というこだわりがある場合は、思いのほかコース設定が難航する可能性があります。

 アルくんの場合は、娘夫婦から勧められたのでニューカレドニア島に行きたいと考えました。日本から直行便もあるので簡単だろうと思ってプランニングを始めたのですが、オーストラリア・シドニーの空港を2回以上通らないと座席が予約できないことがわかり、かなり手こずりました。ワンワールドでは、同じ空港を2回通ることはできないので、1回目はブリスベン、2回目はシドニーに分散させることでこの問題は解決できました。

 それ以外にも、思っていた曜日に便が就航していないなど、いくつかエラーが重なったため、だれか慣れている人に助けてほしいなと思ったこともあります。

■でも、世界一周専門の旅行会社があるくらいだから立案は難しいの?

 そんなときに頼れそうなのが、世界一周専門の旅行会社さんです。その名も、世界一周堂という世界一周旅行の専門会社まであります。 HISには、世界一周航空券とクルーズに対応した世界一周デスクがあります。

 どちらも相談すれば、プランニングから航空券発券までていねいにサポートしてくれるでしょう。

 ただ、それなりに手数料がかかります。

 世界一周堂の場合はプランニングのオンライン相談が100分まで1万1000円(税込み)、航空券発券に10%の手数料が上乗せされます。かりに、3回相談をして、100万円の航空券を2人分予約したとすると、3万3000円+10万円×2人分=26万6000円が手数料という計算になります。

 世界一周堂手数料

 

また、HISの場合は、計画作成料3万3000円(税込み)、航空券取扱手数料がエコノミークラス5万5000円(税込み)、ビジネスクラス7万7000円(税込み)、ファーストクラス9万9000円(税込み)上乗せされます。かりに、ビジネスクラスチケットを2人分予約したとすると、3万3000円+7万7000円×2人=18万7000円が手数料となります。

世界一周するまえに | HIS世界一周旅行デスク
■専用のWebアプリを使えば、自力でもプランニングできる!

 その点、自分でプランニングと発券すれば、手数料は無料です。アルくんの場合、1年以上かかりましたが、白地のキャンパスに絵を描くようにして少しずつ、行きたい場所を選定し、具体的なプランを作りました。挫折しそうになった理由は、大まかにいうと、航空会社の用意しているプランニングサイトが使いにくく、何度やってもエラーになってしまったためです。そのたびに、空港の順番を入れ替えたり、行く国を変更したりして修正しました。

 「旅行の楽しみは計画立案にこそある。」と言う人もいるようです。アルくんもプランニングだけでおよそ1年もの間、たっぷり楽しむことができました。

 

(感想・まとめ)

 世界一周堂の場合は、オンライン相談が100分まで1万1000円、航空券発券に10%の手数料がかかります。ビジネスクラスの世界一周チケットは100万円くらいするので、手数料10万円というのが目安になります。相談を3回したら、合計13万円強です。

 HISの場合は計画作成料3万3000円、航空券取扱手数料がビジネスクラスだと7万7000円なので、合計11万円となります。

 手数料を払っても、専門家と相談しながらプランニングしたい人は、専門家に頼らなくても、個人で世界一周のプランニング、発券をすることは可能です。ただいくつか注意すべきポイントがあります。そのポイントをほかのページで解説していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。