少し前の
ゴールデンウィークに
オランダ、ベルギーを訪れたときのメモです。
日本国内での移動時間を参考にしながら訪問都市を選びました。
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■旅程表
【復路】東京→アムステルダム スキポール空港
アムステルダム(2泊)
↓ 鉄道
ブリュッセル(2泊)
↓ 鉄道
アムステルダム(2泊)
【復路】アムステルダム スキポール空港→東京
旅行初日の4月29日(成田からアムステルダムへ)
KLMオランダ航空の直行便で、成田からアムステルダム・スキポール空港に向かいました。
空港からアムステル中央駅までは鉄道で約20分。とても便利です。
船が行き交うアムステルダムの運河。久しぶりに再訪したら、アムステルダムは自転車都市になっていました。左の建物は巨大駐輪場です。
自転車通勤する人がとても多い印象でした。
旅行2日目の4月30日(アムステルダムの美術館巡り)
アムステルダムでは、キッチン共用の民宿に泊まりました。オーナーはアジア好きな気さくな人でした。
トラムに乗って、アムステルダム国立美術館に向かいます。
なかなか立派な建物です。
撮影スポットがありました。
レンブラントの夜警。大きな絵でした。
等身大です。
フェルメール「牛乳を注ぐ女」
フェルメール「青衣の女」
東洋美術も豊富で、日本の浮世絵(春画含む)までありました。
国立アムステルダム美術館に隣接する形で国立ゴッホ美術館があります。
記念写真撮影用に大きなひまわりの絵がありました。
美術館の西にファンデル公園という美しい公園があります。
東京にもこんな公園があればいいのに。。。
噴水遊びができるコーナーがありました。子どもも大人も大はしゃぎでした。
美術館から北北東に2キロほど歩いて、アムステルダムの中心街に戻ります。
↓この辺りには、居住用のボートハウスが係留されています。ヨーロッパは広範囲な運河網でつながっているので、運河を通って船で旅行する人も多いみたいです。
街のあちらこちらで花屋さんを見かけました。
学生時代に訪れたとき、アムステルダムは紙ごみの舞う、とても薄汚れた街だったという印象があります。こんなにきれいな街になっていたとは驚きです。
観光名所・マヘレの跳ね橋。市東部のアムステルダム川の残る木製の跳ね橋で、もちろん現役です。
このレバーを回して橋を跳ね上げます。
橋は右岸と左岸をしっかりつないでいるからだと思いますが、カップルが橋に「カギ」をかけて愛を使う様子はあちこちで見かけます。
ただし、鍵が残っていたのは普通の橋だけで、ときどき別れる跳ね橋に鍵はありませんでした。
この日は、アムステルダムから鉄道でベルギーのブリュッセルに向かいます。距離は210キロくらい。特急タリスで1時間50分でした。
赤を基調にしたデザインでした。
車内で軽食をとります。
ブリュッセルに到着しました。
ブリュッセルでは駅近くのマリオットに投宿しました。
ホテルに荷物を預けて、街を散策します。まずは観光の中心地・グランプラスへ。
正面が王の家。いまは市立博物館になっています↓
王の家の右手にあるのが、ブラバン侯爵の館。
グランプラスの広さは、110m×70mしかないそうです。広場をぐるりと歴史的な建物が取り囲み、多くの観光客でにぎわっていました。
グランプラス南西の通路に、セルクラースの像があります。14世紀のブリュッセルの英雄だとのこと。この像に触れると、人々に幸福をもたらすと伝えられていて、多くの人がべたべた触っていました。
セルクラース像から南東に200mほど進むと、ブリュッセルの最長老市民として知られるジュリアン君が立っていました。
こちらは小便少女 ジャンネケ・ピス。1987年に作られたそうです。
小便小僧がグランプラスの南東にあるのに対して、小便少女はグランプラスの北東にあります。このときは着衣すらない状態で、衣装持ちの小僧と比べてあまりにも差があり、気の毒に思いました。
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ギャルリー・サン・チュベール。ジャンネケ・ピスの東にあります。1847年に完成したショッピングアーケードで、チョコレートのノイハウス、ピエール・マルコリーニなど名店が軒を連ねています。
市庁舎近くにあるダンドワで、ベルギーワッフルをいただきました。
ブリュッセル中央駅を横目に東に進みます。
ブリュッセル公園を訪れました。
ブリュッセル公園南に王宮が立っています。ベルギーは現在も王国で、この王宮に国王がいます。毎年、夏限定で王宮が公開されているそうです。
王宮の南東にあるノートルダム・デュ・サブロン教会へ。
ゴシック様式の美しい教会でした。
いったんホテルに戻って、夕暮れのグランプラスを訪れました。
ブラバン侯爵の館はすっかり闇に包まれました。グランプラスはまだまだ観光客でにぎやかです。
こちらは王の家。
へたにライトアップしないで、昔ながらの夕闇を残しているところに好感をもちました。
旅行4日目の5月2日(ブリュッセルの美術館巡り)
この日は、ブリュッセルの美術館を訪れます。
入り口付近です。
ブリューゲル「ベツレヘムの戸籍調査」
ダヴィッド「マラーの死」
近代まで大量の美術品を見て美術館を後にしました。フランスの日用雑貨店があったので立ち寄りました。以前、パリで大量にお買い物したことがあります。
お皿などのキッチン用品やリビングで使う雑貨など、カワイイものであふれたお店です。
続いて、ノートルダム・ド・ラ・シャペル教会へ。ブリューゲル父が埋葬されているそうです。カトリックだと思うのですが、ゴテゴテではなく、白を基調とした明るい装飾でまとめられています。
通り道なので、再び小便小僧の像を訪れました。前日とは違う衣装に身を包んでいました。この男の子は、衣装持ちで有名です。
ベルギーワッフルを食べて一休みしました。
夕食で、名物料理・ムール貝の白ワイン煮などいただきました。
この日は好天に恵まれました。
グランプラスから1kmほど南にあるジュ・ド・バル広場に向かいます。朝7時から午後2時ころまでノミの市が開かれています。
がらくたに近い品から骨董品らしきものまで。常設店があるパリのクリニャンクールほどではありませんが、大規模でした。
今回は訪れませんでしたが、ブリュッセルにはタンタンをはじめとするベルギー作家のマンガ博物館があります。日本のアニメも人気なようです。
この教会も白ベースで明るい作りになっています。
想像ですが、ペスト撲滅の記念でしょうか。
↑ステンドグラスを通した光が、床を彩っていました。↓見事なステンドグラスでした。
ブリュッセルの街歩きを堪能しました。
再びタリスに乗って、アムステルダムを目指します。
2023年10月からはタリスではなくユーとスターに改称したみたいです。
アムステルダム中央駅に隣接したホテルに投宿しました。
アムステルダムの街を散策します。
西教会の尖塔が見えてきました。
プロテスタントらしい明るい内部です。
アンネフランク一家が隠れ住んでいた家。当時の傷跡を伝える博物館になっています。
前に来た時より立派になっている気がしますが、この建物の屋根裏に隠れ家があります。
ビアバイクを見かけました。お客さんは自転車ペダルをこぎながら、ビールを飲むという不思議な乗り物です。オランダ発祥とされていて、日本でも横浜などでビール醸造所のイベントでお目見えしたそうです。
こちらもビアバイクです。オランダ以外でも、プラハなどでも見かけました。
この日もアムステルダムを散策します。
ボートで運河めぐりする9時30分発のツアーに申し込みました。
このボートに乗ります。
ベネチアと似た運河の街ですが、アムステルダムのほうが運河の距離が長い。そのせいか、手漕ぎのゴンドラは見かけません。
橋もアムステルダムの方が大振りです。
いくつもの橋を潜り抜けて進みます。
マヘレの跳ね橋前を通過します。
1722年に作られた橋がありました。
アンネフランクの家。多くの人が入場待ちをしています。
船を降りて運河沿いを歩きます。この辺りは、有名な飾り窓地帯です。このお店は・・・
カラフルなコンドーム店です。
こんなミュージアムまでありました。誰が入るのでしょうか。
飾り窓のようです。まだ昼前です。
南東方向に向かい、植物園を訪れました。
藤が咲いていました。
街中のこじんまりした植物園です。
温室がありました。
ボタニカルアートの絵葉書を買い求めました。とても精緻に描かれています。
植物館ショップの店員さんに教えてもらった、オランダ料理店を訪れました。
DE ROODE LEEUW デ・ローデ・ルーウという店名です。訳すと「赤いライオン」でした。ヨーロッパのレストラン予約サイトThe Folk でも予約できるお店のようです。
店内には船の模型が展示されていました。
オランダ料理、想像できなかったのですが、ウィンナーと豚肉料理とポテト、キャベツ料理です。
エルテンスープです。青豆がベースで、ポテト、玉ねぎ、ソーセージなどを加えて煮込んだスープだそうです。家庭料理ですね。
お菓子類です。これだけ見ていると、オランダ人の体格がいい理由がよくわかりません。
旅行7日目の5月5日(アムステルダムから成田へ)
この日は、アムステルダムから飛行機に乗って帰国します。
まず、スキポール空港へ向かいます。
帰りは福岡でトランジットしてから成田に向かいました。
せっかく福岡に立ち寄ったので、稚加榮で食事してから帰りました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
■旅行費用概算(2人分)
航空券 1人13.4万円×2人=26.8万円
鉄道 アムステルダム・ブリュッセル往復×2人=4万円
ホテル 6泊で13.5万円
小計 44.3万円(食費、入場料、お土産代などを除く)