アルくんのシンプルライフ

夫婦旅と料理が好きなアルくんが平凡な日常をメモします。

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【世界一周航空券11】結局、ワンワールドでビジネスクラスの世界一周航空券を購入した件

【1】~【10】で、ワンワールドスターアライアンスについて比較しました。比較の結果、アルくんが選んだのは、ワンワールドの世界一周航空券です。ここでは、ワンワールドで買った世界一周航空券についてメモしてみます。

アルくんがワンワールドで世界一周を楽しんだのは、4月と6月です。5月は日本で仕事していました。

最初に世界一周旅行の計画を作り始めたのは前年の4月です。最終的に有楽町のJALプラザでチケットを購入したのが12月ですからたっぷり8カ月かけてプランニングしました。

最初は2分割できるスターアライアンスで検討していた

プランニングの初期は、スターアライアンスで行くつもりでした。いちばん初めにやったことは、どの空港に行きたいか アル子と2人でアイデアを出し合いました。自分たちがまだ行っていくて、ぜひ行ってみたいところ。娘が行ってきてとてもよかったと言っていた、天国にいちばん近い島ニューカレドニアや、世界でもっとも有名な動物園の1つ・サンディエゴ動物園などをこのとき目的地に加えました。ニューカレドニアとサンディエゴ、どちらもいい思い出ですが、後から振り返るとこの2か所が目的地となったことで、コースの選択肢が限られるようになりました。詳しくは後で書きます。

次の作業は、旅行時期の設定です。アルくんの仕事は、年間計画が立てやすく、休みやすい時期と休みにくい時期がはっきりしています。そこで、比較的休みやすい4月の1か月と、6月の1か月を旅行時期の候補にしました。同僚には少なからず迷惑をかけてしまうけど、この日程で会社と調整して、早めにGOがでれば決行するつもりでした。

最初のころは、スターアライアンスのアプリで、こんな感じのルートを考えていました。前半は、オーストラリア、ニュージーランドまで行き、ニュージーランドからニューカレドニアまでは自費で往復。オーストラリアの次にタイに立ち寄って、関空に一時帰国して東京でしばし働きます。後半はアメリカ西海岸とハワイを訪れて、大西洋を横断してヨーロッパへ。ヨーロッパを回ってから日本に帰国するという流れです↓

世界一周をするとき、東回りにするか、西回りにするか。実は大きな分かれ道になります。一般論でいえば、西回りでヨーロッパに向かい、続いてヨーロッパから西に向かってアメリカへ。さらにアメリカから西に向かってオセアニア、アジア、日本へという流れの方が、昼便で行けるため時差ボケが少なくて、組み立てやすいと思います。

でも、旅行期間を4月と6月に設定したので、結局東回りを選択しました。理由は、ヨーロッパに行くとき6月にしたかったからです。

以前、6月にヨーロッパを回ったとき、緯度の高い地域では夜9時過ぎまで陽が明るくて、のんびり旅行できました。6月はイギリスでバラなど花がきれいな時期です。1か月間もヨーロッパに滞在できるチャンスはなかなかないので、悩んだ末に東回り、6月ヨーロッパを選択しました。

さらにプランニングを進めたところ、スターアライアンスビジネスクラスで3万9000マイルの世界一周航空券を買うと、基本料金の95万8900円に加えて、サーチャージや空港諸税などを含めると110万円くらいかかることがわかりました。

ワンワールドビジネスクラスは20万円も割安なことを発見

これに対して、ワンワールドだと3大陸+オセアニアで4大陸にしても、基本料金は78万0400円。サーチャージや空港諸税が合わせて約14万円。ワンワールドは1人当たり92万円で一周できることがわかりました。

スターアライアンスと比べるとワンワールドのほうが20万円弱安いことになります。うーん、この差は大きい。ということで、途中からワンワールドでのプランニングに方針転換しました。

最終的に、ワンワールドで基本料金78万0400円、サーチャージや空港諸税13万6950円の合計91万7350円で、ビジネスの世界一周航空券を入手できました。

ビジネスクラスで世界一周すると通常365万円だが、ワンワールドなら92万円で4分の1!

これがどのくらい安いか、比較のために、各区間をビジネス直行便で予約するといくらかかるか、数字を丸めて試算してみます。

東京→シドニー 65万円

シドニー→ホノルル 70万円

ホノルル→ロサンゼルス 20万円

ロサンゼルス→ニューヨーク 20万円

ニューヨーク→マドリード 50万円

マドリードカサブランカ 10万円

カサブランカ→ミラノ 20万円

ミラノ→ロンドン 10万円

ロンドン→東京 100万円 

これらのビジネスクラス9フライトを合計すると365万円で世界一周できることになります。その点、ワンワールドの世界一周航空券は91万7350円でした。

区間予約するのと比べて、世界一周航空券を使うと、4分の1で世界をぐるりと旅行できることになります。お得感 ハンパないですね。

その後、仕事の調整にめどがついたので、東京・有楽町にある発券センターのJALプラザを訪れて、発券手続きをとりました。

有楽町のJALプラザで2時間半かけて発券・支払いした

発券手続きがすべて終わるまで、およそ2時間半かかりました。ワンワールドのアプリで作ったプランを係りの人に見せると、1つ1つ手作業で予約を入れてくれます。フライトによっては、ビジネスクラスが満席になっていて、エコノミークラスしか予約できない区間もありました。

すべて発券・予約が整い、確認をしたところで、91万7350円の2人分=183万4700円をカード決済しました。ポイントが1.2%たまるカードなので、ポイントだけで2万2016ポイントもゲットできました。

JALプラザのカウンターで受けた注意事項は、

一部区間ビジネスクラスが予約できなかったので、エコノミーになっている。

・飛行区間を変更するときは、1人125ドルの手数料がかかる。日程変更は無料だが、Webでは対応できないので、JALプラザにくるか、電話する

キャンセル料金は運賃の5%。旅行の途中でキャンセルするときは、残りの運賃が払い戻しの対象となり手数料5%を差し引く。

というものでした。

で、さぞかし分厚い航空券の束を渡されるのかと思っていたら、受け取ったのは1枚の紙だけ。eチケットでした↓

実際の世界一周旅行 前半と後半の日程

以下、世界一周旅行をしたときのコースをメモしておきます。少しずつ旅のメモとしてまとめていきたいと思っています。

■旅行前半

①前半:東京⇒(トランジットでブリスベン)⇒ニューカレドニア・ヌメア ヌメア4泊

②前半:ヌメア⇒シドニー シドニー2泊

③前半:シドニー⇒ホノルル ホノルル3泊

④前半:ホノルル⇒サンディエゴ サンディエゴ 3泊

⑤前半:サンディエゴ⇒シカゴ シカゴ2泊

⑥前半:シカゴ⇒ニューヨーク ニューヨーク4泊

⑦前半:ニューヨーク⇒ロサンゼルス サンタモニカ3泊

(途中帰国)ロサンゼルス⇒(別途購入)東京

(東京で1か月くらいお仕事)

■旅行後半

(旅行再開) 東京⇒(別途購入)ロサンゼルス

⑧後半:ロサンゼルス⇒マドリード マドリード4泊

⑨後半:マドリード⇒モロッコマラケシュ マラケシュ3泊

⑩後半:マラケシュ⇒(別途購入)カサブランカ カサブランカ2泊

⑪後半:カサブランカ⇒ミラノ コモ湖 3泊

⑫後半:ミラノ⇒(別途購入)シチリアパレルモ パレルモ3泊

⑬後半:パレルモ⇒ロンドン⇒(別途購入)エディンバラ エディンバラ2泊

⑭後半:エディンバラ⇒(別途購入)湖水地方ウィンダミア ウィンダミア 3泊

⑮後半:ウィンダミア⇒(別途購入)ストラットフォード・アポン・エイボン 2泊

⑯後半:ストラット・フォード・アポン・エイボン⇒(別途購入)ロンドン 2泊

⑰後半:ロンドン⇒パリ⇒(別途購入)ストラスブール ストラスブール 3泊

⑱後半:ストラスブール⇒(別途購入)コルマール コルマール3泊

⑲後半:コルマール⇒(別途購入)パリ→東京

最後までお読みいただいてありがとうございました。