アルくんのシンプルライフ

夫婦旅と料理が好きなアルくんが平凡な日常をメモします。

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中高年オヤジにこそ「炊事」が最強の自己防衛だと思うワケ

昔から、男性の平均寿命のほうが、女性より短いのはなぜなのかな、とずっと疑問に思っていました。若いころはそれほど感じなかったけど、年齢を重ねた今になって思うこと。それは、食生活がちゃんとしているか、していないかの差は大きいということです。ここに、中高年オヤジが健康になる秘訣・ヒントがあるのではないか、というお話です。

(お断り。話を単純化するために、ステレオタイプな男性像、女性像を使っています。不愉快に思われる方は読まないでください)

1日3回のちゃんとした食事を維持できるかどうかの大きな差

3食ちゃんとした食事をとるのか、カロリーが摂ればいいとばかりにガツガツ食べるのか。毎日の積み重ねだけに、年齢を経るにしたがって、体へのダメージには大きな差が。

あくまで一般論で「乱暴に」まとめてしまいますが、今の世の中では、男性よりも女性の方がちゃんとした食生活をしている人の比率が多いと推察します。シニアの男女が2人で暮らしているうちは、女性が炊事をしてくれているので、男性もちゃんとした食生活のご相伴にあずかれるかもしれません。でも女性が急逝してしまったら。。。遺された男性はどうなってしまうのか。

コンビニで3食買ってきてももちろんいいし、3食外食でもいいと思います。栄養バランスのよいものを選び、その男性にあった食生活であるならば。問題は、それを維持できるかだと思います。

毎日コンビニで3食買ってきたり、3食外に食べに行くことは、なかなか維持できないような気がします。少なくともアルくんは、自分が遺された後、コンビニと外食ばかりだと飽きてきて、面倒になり、続かなくと自分では思います。すると、不健康まっしぐらに。

冷蔵庫の管理を女性任せにするのは勿体ない

ではどうするか。男性も、自宅で毎日かんたんな炊事ができるようになったほうが、自分の健康を守るために役立つと思います。

ポイントは、毎日続けるということです。1週間の中で、何日かはスーパーで食材を買ってきて調理する日があり、何日かはコンビニ弁当ですませる日があり、何日かは外食する日があっていいと思います。その組み立てを、男性が自分でコントロールすることが長く維持ためには重要です。

言い換えれば、女性任せにしないで、男性が炊事担当オヤジになって、食事準備を切り盛りしていくとよいでしょう。そのためには、まず、冷蔵庫の中味を毎日チェックしておかなくてはなりません。野菜室に玉ねぎが4個あるのに、スーパーで安かったからと言って、追加で4玉買ってきてしまう。不慣れな時は、そういう失敗があるかもしれませんが、毎日続けていればそういう失敗はなくなります。

冷蔵庫の中味を把握しておくと、夫婦で買い物に行くと楽しくなります。スーパー行ったとき、たとえば鶏ムネ肉が安いなら、店頭で互いにムネ肉メニューの提案ができます。パプリカがあればパプリカの料理を。なかなか楽しいです。ちょっとしたことに過ぎませんが、これだけで夫婦の関係はぐっと良くなるはずです。

中高年オヤジこそ炊事に向いている

アルくんは炊事を妻のアル子から習いました。最初のころは正直、壊滅的でした。

火加減が強すぎてこげたときや、塩が多すぎたときも、いやな顔ひとつせずに、炊事担当オヤジ・アルくんを育ててくれたアル子には今も頭があがりません。自分で作ったほうがおいしくできるのに、よくぞ任せ続けてくれたと思います。

で、炊事担当オヤジとしてそれなりに成長した今思うことは、オヤジは炊事に向いているということです。

理由は大きく2つ。1つは、オヤジの方が時間があるということ。毎日残業続きで忙しかったころと違い、今はゆとりをもって仕事をしています。在宅勤務のときは、副菜を作り置きしておくのに打ってつけです。それに女性は毎日洗顔したりするだけで時間がかかりますが、オヤジはとても簡単。朝起きて数秒で朝ご飯の準備にとりかかることができます。

2つは一般にオヤジは手が丈夫だということ。個人差があることは理解しているのですが、一般に女性の中には手が荒れやすく、食器洗い用手袋を使う人もたくさんいます。保湿クリームをぬったり、手の手入れもたいへんです。アルくんが男性の代表というわけではないのですが、アルくんは手が丈夫で、1日3食、素手で洗い物をしていますが、手荒れしたことはないし、クリームもつけません。それに力もあるので、かぼちゃを切ったりするときも便利です。

もともと、ごぼうとにんじんが大好きなので、しょっちゅうきんぴらごぼうを作っています。いわしの煮つけや、ゴーヤチャンプル、栗ご飯、なんちゃってカポナータもよく作ります。柑橘類のジャムや、おからケーキなんかも気が向いたら。

という訳で、中高年オヤジは炊事に向いているので、妻に万一のことがあったときでもちゃんとした食事を続けるため、日ごろから炊事当番になるといい。それが究極の自己防衛法→健康法だと思っています、という個人的見解でした

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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