アルくんのシンプルライフ

夫婦旅と料理が好きなアルくんが平凡な日常をメモします。

MENU

【旅のメモ1】ミラノとマッターホルン鉄道の旅

ミラノとマッターホルンは、もちろんイタリアとスイスで別の国です。でも意外なほどに近いので、1回の旅行でミラノに計3泊、マッターホルン観光の拠点・ツェルマットに3泊したときのメモです。日本国内での移動時間を参考にしながら訪問都市を選びました↓

鉄道の予約は、すべて日本から、ヨーロッパ専門の鉄道・バス予約サイト「Omio」で

ポチっと予約しておきました。欧州エクスプレスなどほかのサイトとも価格の比較をしていますが、Omioがいちばん安くて使いやすいです。

Omio:ヨーロッパ、北米の鉄道・バス・航空券の予約

■旅程表

【往路】東京→ミラノ・マルペンサ空港

ミラノ(1泊)

 ↓ 鉄道(フィスプ乗り換え)

ツェルマット(3泊)

 ↓ 鉄道(フィスプ乗り換え)

ミラノ(2泊)

【復路】ミラノ・マルペンサ空港→東京

旅行初日の4月29日(成田空港からミラノ・マルペンサ空港へ)

成田空港からミラノまで。そのまま、ツェルマットに移動したかったのですが、ミラノ着が夜だったので、ミラノ中央駅付近のホテルに1泊しました。

マルペンサ空港からミラノ中央駅までバスで60分かかります。

このホテルの朝食は、生のオレンジジュースを好きなだけ飲むことができます

旅行2日目の4月30日(ミラノ散策、ミラノ~ツェルマットへ)

早朝ホテルを出て、「最後の晩餐」を見るためサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に向かいます。午前8時15分からのチケットを予約しておきました。教会では朝のミサを行っていて、男声合唱が聞こえました。

壁画のある食堂内部は撮影禁止ですが、入り口に複製が飾られていて、そこで記念撮影できます。

絵を見た後、数百メートル先にあるスフォルツェスコ城を訪れました。

15世紀ころ、ミラノ公国を支配したスフォルツァ家の居城で、塩野七生さんの作品にもたびたび登場します。↓古地図にいちばん大きく描かれているのがこの城です。

続いてスフォルツェスコ城の東にあるブレラ美術館に向かいます。

ラファエロ・サンツィオ「聖母の結婚」↓などイタリア絵画の名作が多数あります。

ミラノ市街のお花屋さん

さらに、邸宅美術館・ヴィラ ネッキ カンピリオを訪れました。

美しい庭に囲まれたステキな建物です。

午後遅めにホテルに戻り、スーツケースをピックアップ。ミラノ中央駅からツェルマットまで電車で移動しました。ミラノ17時23分発でした。

途中、鉄道が不通でバスに乗り換える区間もありましたが、親切な現地の人が教えてくれました。

21時13分、無事にツェルマット駅到着です。ミラノから4時間弱で着きます。

ツェルマットではキッチン付きアパートタイプの宿にしました。

⇒次のページへ

旅行3日目の5月1日(予備日・ツェルマット散策)

ツェルマット、マッターホルン周辺はあいにくの雨でした。駅で2日間有効のツェルマットピークパスを購入しました。翌日は晴れてくれるといいのですが。。

あいにくの天気でしたが、翌日の下見を兼ねてツェルマット9時36分発のゴルナグラート展望台行き登山電車に乗りました。

登山電車の中で乗り合わせた日本人観光客とおしゃべりしました。その人たちはツアーでスイスを訪れていて、ツェルマットは今日だけ。明日は別の場所に行くのだそうです。

オーロラツアーなら、オーロラが見える確率を上げるため、数日、同じ場所に滞在することもあるでしょうが、スイスで連泊はあまりないかもしれませんね。この日、ゴルナグラート展望台から、マッターホルンは見えませんでした。

しばらく展望のない展望台で過ごしてから下り電車で途中駅まで移動しました。リュッフェルアルプ駅から2時間かけて、ツェルマットの街までハイキングを楽しみました。

高山植物がところどころに咲いています。

ツェルマットの街まで下ってきました。ここ↓に投宿しています

せっかくキッチン付きの部屋なので簡単な調理をすることに。駅前のコープでホワイトアスパラなどを買ってきました。日本ではあまりお目にかからない食材です。この日は早めに就寝して、翌日に備えます。

旅行4日目の5月2日(マッターホルンの展望台・ゴルナグラートへ)

この日は、天気が回復する予報になっていました。それを信じて、朝5時30分に起床。7時発のゴルナグラート鉄道に乗るため、早朝のツェルマットを駅に急ぎます。

とりあえず雨は降っていません。でもまだ道路は濡れていました。7:00発の登山電車にしばらく登ると、遠くに白い頂が見え隠れします。ちょっと期待し始めました。

気のせいか、上空は青空のように見えます。気のせいでなければいいのですが。

7:33 ゴルナグラート駅に到着。あ、空が明るくなってきました

そして、青い空と、白いマッターホルンがアルくんとアル子を迎えてくれました。

どんどん天気が良くなってきます。早朝のゴルナグラート展望台。同じ電車に乗っていたのは8人だけ。静かに山を楽しみました。

9時半を過ぎるとどんどん後続の登山電車が到着します。

セントバーナードをわざわざ連れてきて、観光客向けに有料で写真を撮っているカメラマンがいました。

アルくんたちは2時間ほど展望台で過ごしたあと、9時31分発の下り電車で下山しました。ツェルマットの街からも白い山並みが見えます。

午後はスキーヤーたちでにぎわうマッターホルングレイシャーパラダイスへ。

ゴルナグラートよりも高い場所で、マッターホルンを眺めて過ごしました。

旅行5日目の5月3日(ツェルマットからミラノ中央駅へ)

ツェルマット6:37発の電車で国境を超えて、ミラノ中央駅へ向かいます。ミラノまで4時間弱で着きます。

中央駅近くのホテルに荷物を預けて、ミラノの街を散策します。スカラ座前にたつレオナルド・ダヴィンチ像です。

ミラノには多くの邸宅美術館があり、ゆっくりと楽しむことができます。バガッティ・ヴァルセッキ博物館を訪れました。

続いて、ボルディ・ベッツォーリ美術館へ。邸宅全体をゆっくり歩いて楽しむことができます。

旅行6日目の5月4日(ミラノ市街散策)

この日は、1日ミラノ市街を散策します。ミラノといえばドゥオモ。荘厳です。

大理石の色によって床のへこみ方に違いがあります。多くの人が歩いてきた歴史を感じます。

ドゥオモの屋上を歩くことができます。変なオブジェがあります。

古くからのガーゴイルも。

ドゥオモから街を見下ろします。

ドゥオモの隣にある屋上レストランで、ドゥオモを見ながらランチをいただきました。

ミラノと言えばスカラ座。その日の演目を楽しみました。

旅行7日目 5月5日(ミラノから成田へ)

昼前の便でミラノ・マルペンサ空港から成田空港に向かいました。

長いメモになってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございました。

■旅行費用概算(2人分)

航空券往復13.6万円×2人=27.3万円

鉄道 6.7万円

ホテル 6泊で12万円

小計 46万円(食費、入場料、お土産代などを除く)