アルくんのシンプルライフ

夫婦旅と料理が好きなアルくんが平凡な日常をメモします。

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【旅のメモ2】アルプス観光とロマンチック街道(スイス・ドイツ)page3

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旅行9日目の7月12日(ローテンブルクからミュンヘンへバス移動)

この日は、昼過ぎのバスでローテンブルクからミュンヘンまで移動します。午前中は中世の街をあちこち歩いて回りました。

街を訪れたのは7月でしたが、クリスマスオーナメントを扱うお店がありました。12月には、にぎやかなことでしょう。

中世犯罪博物館という、風変わりな博物館がありました。

全体におどろおどろしい雰囲気です。東京・駿河台の明治大学博物館刑事部門常設展示室(入場無料)にも、犯罪者に使われた珍しい展示がありますが、ローテンブルクの展示はかなり風変わりです。

貞操帯。騎士たちの遠征中に使われていたらしいです。それでも身持ちの悪い女性は、この中に閉じ込められたのだとか。にわかには信じられません。。。

街では石畳の補修工事をしていました。大きなキューブ状の石を道路に敷き詰めていきます。

ローテンブルクを出る前に、街を取り囲む城壁をぐるっと歩きました。

第2次世界大戦で、ローテンブルクの街はおよそ4割が破壊されたそうです。それを市民たちが時間をかけて、中世のおとぎの国のような街に再建しました。街おこしとしてすばらしいと思います。

ローテンブルク。街全体が中世のテーマパークのようで楽しむことができました。

1日1本のヨーロッパバスに乗り、ローテンブルクからミュンヘンを目指します。運転手のヨーガン氏が、途中下車する街の見どころや集合時間をアナウンスしてくれます。

ヨーロッパでは電車に自転車を持ち込む人をよく見かけますが、このバスにも自転車を積み込むことができます。

バスはミュンヘンに着くまで3つの街で途中下車観光します。1つめはディンケルスビュール。15世紀に創られた城壁に取り囲まれた美しい街で、7月の子ども祭りが有名らしいです。

この街もローテンブルクと同様、幾多の戦争から再建して、中世都市の美しい面影をいまに伝えています。

2つめはネルトリンゲン。上空から見るとぐるっと円形の城壁に囲まれた美しい街です。街のある盆地は1500万年前の隕石落下でできた直径25kmほどの大きな凹みになっています。聖ゲオルグ教会の塔↓はダニエルの愛称で親しまれているそうです。

3つめはアウクスブルクローマ皇帝アウグストゥスの時代に建設されたとされる歴史のある街です。大富豪・フッガー家が15世紀に建てた世界最古の福祉住宅「フッゲライ」もこの街にあります。↓は14世紀に建てられた大聖堂です。

大聖堂に内部は、宗教改革よりずっと前の11世紀につくられたステンドグラスが残っています。

さて、ローテンブルクを出発したバスは、5時間半かけてミュンヘンバスターミナルに到着しました。ベルリン、ハンブルクに次ぐドイツ第3の都会に来たことを感じます。

旅行10日目の7月13日)(ミュンヘン観光、アルテ・ピナコテークなど)

この日はあいにくの小雨模様。ミュンヘンの街を散策することにしました。↓ネギ坊主の塔が目印のフラウエン教会

天井の高さに驚きます。

ペーター教会の塔↓

新市庁舎のからくり時計↓ 特定の日を除く毎日、11時と12時から10分間、32体の人形が動き出します。マリエン広場にあります。

マリエン広場の噴水

マリエン広場とペーター教会の南にある外市場のヴィクトアーリエンマルクトに向かいます。

 

野菜や果物、花、加工食品、工芸品などなどが売られていて、見て回るだけでも楽しいところです。

日本でもおなじみの野菜があれば、

おなじみでない野菜もありました。

クリスマスリースや、

ハリネズミなどのカワイイ工芸品や、

レストランもありました。

続いて、バイエルン王家であるヴィッテルスバッハ家の宮殿・レジデンツへ。

丸天井が印象的なホール。

装飾を修復作業している職人さんがいました。

ルートヴィヒ2世肖像画がありました。翌日に訪れるノイシュヴァンシュタイン城を作った人です。

宝物館です。

レジデンツ内部には、キュビリエ劇場というコンサートホールまであります。

続いて、テアティーナ教会を訪れました。白で統一された美しい教会でした。

少し歩いて、アルテ・ピナコテークへ。美術館のカフェでランチを食べました。

古い(アルテ)美術館と呼ばれるように、15~18世紀の名画が並んでいます。

デューラーの自画像。

続いて、ノイエ(新しい)ピナコテークへ。19-20世紀絵画が展示されています。セザンヌです。

ゴッホのひまわり

ミュンヘンの街を散策しながらホテルまで戻りました。

旅行11日目の7月14日(ミュンヘンからリンダ―ホーフ城、ノイシュヴァンシュタイン城へ)

朝8時半発の現地ツアーバスに乗って、ノイシュヴァンシュタイン城を目指します。

まず、バスはミュンヘン南西のオーバーアマガウへ。17世紀、ペストが猛威を振るったドイツにあって、この地域は奇跡的に被害が少なかったそうです。村の人々は、それを感謝して、10年おきに「キリスト受難劇」を上演しているのだとか。

オーバーアマガウの近郊に、ルートヴィヒ2世が作ったリンダ―ホーフ城があります。

水路や噴水がたくさんあって、美しい庭でした。

続いてフュッセン近郊のノイシュヴァンシュタイン城へ。車窓から城が見えてきました。

駐車場からお城までは、頑張って歩くか、馬車に乗るか選択できます。

歩いても15分ほどでお城に着きます。

ノイシュヴァンシュタイン城ルートヴィヒ2世が作った城です。ルートヴィヒ2世は1845年生まれ。1886年に謎の死をとげたと言われています。

1950年、ウォルト・ディズニーがこの城を見て、シンデレラ城の構想を練ったそうです。

この入り口から城内に入ります。

城内はこんな感じです。

訪れたときは工事中できれいな写真を撮ることができませんでした。そこで、土産の絵葉書を接写してみました↓

ミュンヘンに戻りました。

歩行者天国・ノイハウザー通りにある老舗レストラン アウグスティーナで夕食をとります。

バイエルンの代表的な豚肉料理であるシュヴァイネブラーテンを食べました。

旅行12日目の7月15日(ミュンヘン空港発)

帰国する日がやってきました。朝、ミュンヘン中央駅北にある旧植物園を散策しました。

小さい鳥だけが使えるようになっている巣箱がありました。

街に出て、老舗ビアホールのホーフブロイハウスへ。朝なので店は開いていません。

ホーフブロイハウスの看板です。

見慣れたスタバの看板もなんだかかわいく見えます。

ミュンヘン空港に着きました。

旅行13日目の7月16日(成田空港着)

ミュンヘンから飛行機を乗り継いで成田に着きました。

お土産でフランケンワインを5本持ち帰りました。

長いメモになってしまいました。

最後までお読みいただいてありがとうございました!

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■旅行費用概算(2人分)

航空券 往復13.1万円×2人=26.3万円

鉄道 2人で7.2万円

ホテル 10泊で10.7万円

小計44.2万円(食費、入場料、お土産代などを除く)

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