アルくんのシンプルライフ

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【東京駅地下街⑥】銀座好きなら知っておきたい!便利な日比谷線通路(日比谷駅から東銀座駅)

東京駅周辺には広大な地下空間が広がっています。夏は涼しく、冬は暖かい。ウォーキングが好きな人にとってはまさに「楽園」です

東京駅地下街は6つのエリアに分けて考えると迷いにくい、とご紹介したことがあります。

真夏ウォーキングの穴場・東京駅周辺地下街を満喫するための決定版マップ。大手町、丸の内、八重洲、有楽町、日比谷、銀座の地下街を紹介 - アルくんのシンプルライフ

ここでは、東京駅南にある日比谷駅銀座駅・東銀座駅を東西に結んでる⑥日比谷線通路を写真入りでご紹介します↓この地図のグレー部分です。

日比谷線通路の地上部分は晴海通りです。銀座周辺は信号が多く、たびたび信号待ちをすることになりますが、地下通路なら外堀通り、中央通り、昭和通りなど大通りも信号待ちを回避できます

しかも、ミッドタウン日比谷、日比谷シャンテ有楽町マリオン、和光、三越銀座、松屋銀座、銀座sixなどの商業施設に加えて、歌舞伎座も地下通路でつながっています。雨の日はもちろん、暑い日も寒い日も使いたくなる便利な地下通路です。

 

↓下図で水色になっている部分が地下通路です。北西の日比谷駅から南東の東銀座駅までほぼ直線のように見えますが、JR線や丸ノ内線、銀座線と交差している部分では階段の上り下りが多くなってしまいます。また、丸の内線が斜めに交差しているため、丸ノ内線銀座駅周辺は少し迷いやすいので注意が必要です。

なお、前述のとおり「北西」の日比谷駅から、「南東」の東銀座に向けて歩くと書くのが正しいのですが、ここでは、簡略化して「西」から「東」に向かって歩くと表記することにします。

日比谷駅通路から銀座方面に向けて歩く

↓では、日比谷公園のあるA14出入口を降りて、千代田線日比谷駅からスタートしましょう。

↓千代田線日比谷駅改札を左に見て北に進みます。

↓構内地図を確認してみます。この構内地図は左が北です。A14から地下通路に入り、左(北方向)に進んでから、上(東)に折れます。

↓ A11出入り口で東京ミッドタウン日比谷に接続しています。

↓このまま右方向に直進してA9出口付近の階段を通っても日比谷線通路に抜けますが、ここではA11から東京ミッドタウン日比谷の地下を通ってA4に抜けます。

東京ミッドタウン日比谷の巨大な地下空間。

↓通路の奥にあるアーチ型天井は、2007年までこの地にあった「三信ビル(三井信託銀行ビル)」のそれを思わせます。

↓三幸エステートさんのホームページから「三信ビル」の画像をお借りしました。

(出所:https://www.sanko-e.co.jp/read/memory/sanshinn/)

↓地下通路を突き進むとミッドタウン日比谷の東口に出ます。直進すると日比谷シャンテ日比谷線方面には左折します。

↓左折して通路を北上すると、日比谷線通路A4出入口付近に通じています。

↓A4出入口付近で振り返って、ミッドタウン日比谷、日比谷シャンテ方面を眺めたところです。

↓ということで日比谷線日比谷駅通路に出ました。ここを右折して東方面(銀座、東銀座方向)に向かいます。左折すると、千代田線日比谷駅都営三田線日比谷駅に接続しています。

↓構内地図を確認しましょう。現在地はA4出入口付近。ここから東方面(左方向)に進みます。

↓右手に日比谷線日比谷駅を見て通過します。床のタイル素材が手前と奧で変わっています。ここで別の管理者に替わるみたいです。

日比谷駅のあるA4から銀座駅に至るまで、A1、A0出口がありますが、銀座や日比谷と比較して静かで、歩きやすい一本道になっています。

JR線の地下を通過

↓長い一本道を銀座方向に進みます。

↓A0出口で有楽町マリオンと接続しています。

有楽町マリオンの地下通路も、ミッドタウン日比谷ほどではないにしろ広大です。人通りが少ないのに、立派過ぎるのではないかと余計なことを考えてしまいます。

↓A0出口前で、日比谷方面を振り返ったところ。

↓いよいよ難所の丸の内線銀座駅が近づいてきました。急に階段が増えます。この階段、短いように見えますが、近づいてみると結構長い階段です。

↓上から見るとこんな感じで、結構ハードです。

↓階段を銀座駅側から撮影したところ。日比谷からの通路は、JR線の下を通すため、銀座駅のレベルよりもかなり深くなっているようです。

銀座駅丸ノ内線日比谷線、銀座線)の中でも、丸ノ内線周辺が迷いやすくなっています。この構内地図にあるように、丸ノ内線日比谷線に対して斜めに通っていることが一因だと思われます。

地図の右(日比谷方面)から左に向かって歩いてきて、階段を上ったところが現在地です。

↓もし迷ったら、「丸ノ内線がいちばん西、銀座線がいちばん東、そして日比谷線丸ノ内線と銀座線をつないでいる」と覚えておくといいかもしれません。

丸ノ内線銀座駅を通過して東へ

↓オリンピックの頃に銀座駅全体が改装され、丸ノ内線は赤いイメージカラーで飾られるようになりました。

丸ノ内線改札を回避して、改札の南側、北側を通って東に進みます。南側ではC3出入り口で東京プラザ銀座と接続しています。

↓北側が分かりにくいのですが、この階段を下ると、日比谷線通路につながっています。

↓ 緑色の線が丸の内改札の南側、オレンジ色の線が改札の北を通るルートです。南の方が便利で北の通路は知らなくてもいいのですが、JR有楽町線方面に抜けるとき、北の通路を通ることになります。
丸ノ内線改札の南側を通るルート(緑色の矢印)は、画面右側の階段を下って、日比谷線通路に降りていきます。

↓写真右は南側を通る緑色のルート、写真左は丸ノ内線から日比谷線ホームに降りるエスカレーターです。

意外と広い日比谷線銀座駅通路

↓B10からB1までの日比谷線銀座駅通路。この通路で、東京メトロのコンサートが開かれることがあります。

https://www.tokyometro.jp/news/2024/219706.html

↓昭和2(1927)年日本初の地下鉄として上野・浅草間を開通させた早川徳次(のりつぐ)の像が置かれています。「とくじ」ではなく「のりつぐ」さん。乗り物が好きそうな名前ですね。

↓写真突き当りは、銀座線銀座駅から日比谷線ホームに下る階段です。その向こう側に銀座線銀座駅があります。

↓銀座線銀座駅改札。ここを通過するときは南側を回ったほうが近道になります。北側だとかなり大回りになってしまいます。写真は南側です。半円を描くような形に改札(西方向)が配置されています。

↓改札(南方向)を左手に見て通過します。

銀座線銀座駅三越銀座店を通過してさらに東へ

↓銀座線改札の東側に出ると、そこは三越銀座店です。

三越銀座店を通過してさらに東に進みます。この通路もオリンピックのころに、明るく整備されました。直進すると東銀座駅歌舞伎座に通じています。

↓その前に、S2、S3出口から銀座シックスに通じる地下通路があります。

↓構内地図を確認しましょう。地図の左(西)側から右(東)に歩いています。左端にある銀座駅の下(南)方向を半周回ってここまで来ました。

↓さらに進むと、突き当りに都営浅草線銀座駅があります。少しわかりにくいのですが、さらに東に進む通路につながっている階段がホーム下にあります。

↓ホーム下の通路を抜けて東側に出たところです。

銀座駅歌舞伎座通路へ

↓写真の向こう側(都営浅草線銀座駅)からこちら側(日比谷線銀座駅)に歩いてきて振り返ったところです。

日比谷線銀座駅付近に歌舞伎座に通じている出口があります。

↓さらに東に通路は伸びています。

日比谷線通路の東端、万年橋の出口です。付近に松竹本社や東劇があります。この先、地上をまっすぐ南東に進むと、500mほどで築地場外市場に着きます。

↓この地図でいうと万年橋の出口が5と6です。北西の日比谷からJR線の下を通過して、丸ノ内線日比谷線、銀座線の銀座駅を通って、東銀座、そして首都高速都心環状線の手前まで地下通路で歩いてきました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。