アルくんのシンプルライフ

夫婦旅と料理が好きなアルくんが平凡な日常をメモします。

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成田空港~東京都区内の移動なら特急料金不要の京成アクセス特急が早くてオススメ

成田空港から東京都区内に行くとき、速くて安いのでオススメしたいのが、京成電鉄が運行している「成田空港アクセス特急です。とても便利なわりに、認知度が低いので、ここで詳しく紹介します。

オーストラリア版「地球の歩き方」である lonely planet社のガイドブックは、今も昔も国外旅行者のバイブルです。そのlonely planet「Japan」(2021年発行17版)に、成田空港から都内へのアクセスについてどう書いてあるのかというと、

①成田空港と東京駅・銀座駅を1000円で結ぶアクセス成田バス (2020年2月からはエアポートバス東京・成田)所要時間60~75分(東京駅・銀座駅まで)

②エアポートリムジン 3100円 所要時間90~120分(都内各地まで)

③京成スカイライナー 2470円 所要時間36分(日暮里駅まで)

④JR成田エクスプレス 3020円 所要時間60分(東京駅まで)

京成本線 1060円 所要時間66分(日暮里駅まで)

⑥京成アクセス特急 1290円 所要時間50分(浅草駅まで)

(不正確なところがありますが、本に記載のデータを転記しています)

の順に紹介していて、①のアクセス成田バスがイチ押しという雰囲気を感じます。

赤い線が成田空港と羽田空港アクセス特急(GOTOKYO.orgより)

しかし、

エアポートバス東京は、1000円ではなく1500円に値上がりしました。深夜バスは3000円かかります。所要時間も、成田空港第1ターミナルから東京駅八重洲口まで70分、銀座駅まで80分かかります。バスである限り、道路事情によって遅延は避けられません。

それに対して、

京成アクセス特急は、成田空港駅から浅草駅まで、運賃1380円、所用時間75分で到着します。特急料金はかかりません。鉄道も遅延がないとは言い切れませんが、バスと比較すると定時運行が多いし、座席数も多いので、乗り逃しなどのリスクも低くなります。

しかも、都区内は地下鉄都営浅草線を通るため、地下鉄への乗り換えが便利です。押上駅半蔵門線と、浅草駅で銀座線と、蔵前駅と大門駅で大江戸線と、浅草橋駅JR総武線と、人形町駅と東銀座駅日比谷線と、日本橋駅で東西線と銀座線と、新橋駅でJR山手線、京浜東北線などと、三田駅都営三田線と乗り換えできます

さらに、成田空港から羽田空港まで直行するアクセス特急もあります。

熱弁をふるってしまいましたら、アルくんは成田空港に行くときも、羽田空港に行くときも、このアクセス特急を使っています。

右の成田空港⇒青砥⇒押上⇒日本橋⇒品川⇒左下の羽田空港へ。
アクセス特急は特急料金不要でお得です。

成田空港駅アクセス特急乗り場

成田空港から成田空港アクセス線に乗る方法をまとめておきます。

全日空ユナイテッド航空、ルフトハンザ航空、KLM、フィンランド航空などスターアライアンス系の航空会社で到着した時は、第1ターミナルに到着します。国際線到着ロビーは北ウイング、南ウイングとも1階にあります。手荷物を受け取って到着ロビーに出たら、エスカレーターで地下1階に降ります。地下1階では、「京成電鉄」の案内標識に従って改札に向かいます。JRに行かないように注意しましょう。

成田空港駅は、アクセス特急や京成スカイライナーの始発駅です。

成田空港駅(始発駅)の成田空港アクセス線・京成本線共通の改札

改札から駅に入ると、成田空港アクセス線へは進行方向左にあるエスカレーターで地下2階に移動します。エスカレーターに乗らず、地下1階を直進すると「中間改札口」があります。この中間改札口を通過すると、成田空港アクセス線ではなく、京成電鉄のホームになってしまうので注意が必要です。

②空港第2ビル駅のアクセス特急の乗り方

日本航空アメリカン航空アラスカ航空ニュージーランド航空ハワイアン航空、ブリティッシュエアウェイズなどワンワールド系の航空会社で到着した時は、第2ターミナルへの到着になります。ここでも、手荷物を受け取って到着ロビーに出たら、迷わずにエスカレーターで地下1階に降ります。地下1階では、「京成電鉄」の案内標識に従って改札に向かいます。JRに行かないようにしてください。

空港第2ビル駅は、アクセス特急や京成スカイライナーの始発から2番目の駅です。

空港第2ビル駅の構内図。中間改札口を通らない1番線がアクセス線乗り場(京成電鉄HP)

改札から中に入ると、成田空港アクセス線へは、手前にある2つのエスカレーターで地下2階に降ります。それに気づかず地下1階を直進すると中間改札口があり、そこから先は、京成電鉄の乗客が入るエリアになります。アクセス特急に乗るときは、中間改札口を通らないよう注意してください。

空港第2ビル駅の京成電鉄・空港アクセス線共通改札(京成電鉄HPより)

前述のとおり、成田アクセス特急は特急という名前ですが特急料金は不要で、成田空港から浅草駅まで1380円、75分で到着します。

それに対して、京成特急スカイライナーは、特急料金が1300円かかるため、料金2580円、45分で上野駅まで到着します。時間だけ比較すると、京成特急スカイライナーの圧勝です。

また、京成電鉄には特急料金がかからない京成本線特急があり、それに乗ると、成田空港駅から京成上野駅まで1060円、88分かかります。料金を優先するとこれが最安になります。

成田アクセス特急は、速さはスカイライナーより少し遅く、料金は京成本線特急より少し高いということになるのですが、何しろスカイライナー、京成本線特急は、乗換駅が日暮里か京成上野駅に限定されることが不便です。繰り返しですが、成田アクセス特急は、東京都区内を都営浅草線で運行しているので、地下鉄との乗り換えがとても便利です。

最後まで読んでくださって、

ありがとうございました。

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