旅行4日目の4月30日(レンタカーでモナコ、エズなどへ、ニース泊)
この日はニースから東をあちこち巡ります。まず朝いちばんで鷲(わし)の巣村・エズに向かいました。9時前に到着。駐車場の係員がいなかったので、無料で駐車できてしまいました。
丘のふもとに駐車して、頂上まで坂道を登ります。
頂上は有料の植物園になっています。
ここは海が間近に迫っているので、紺碧の地中海が印象的でした。朝、訪れてちょっと得した気分です。
レンタカーに戻り、続いてモナコに向かいます。↓写真中央にF1で使う観客席と、船の係留所が見えます。
モナコ大聖堂。モナコ王妃だったグレース・ケリーもここに眠っています。
モナコ大聖堂内部
モナコの海はどこまでも濃いブルーでした。
夕方、ニースに戻りニース旧市街を散策しました。
旅行5日目の5月1日(レンタカーでエクサンプロヴァンス経由ルールマランへ、ルールマラン泊)
この日は、ニースからプロヴァンスの小さな村・ルールマランまでドライブします。高速道路があるところは高速を使います。
途中、エクサンプロヴァンスに立ち寄りました。広場にあるフレンチ料理店でランチをいただきました。この店は、何年か後に再訪することになります。
エクサンプロヴァンスでもマルシェを開いていました。
野菜、果物、花などの農作物や、ジャム、サラミなどの加工食品、古着などを売っています。マルシェは楽しいです。
ニースからエクサンプロヴァンス経由でルールマランまで、290kmほどのドライブでした。
フランスでは地方の美しい村の観光価値を高める目的で1982年「フランスの最も美しい村」協会が設立され、人口2000人以下のステキな村をリストアップしています。フランス全土に168の最も美しい村があります。ルールマランもその最も美しい村の1つに選ばれています。
ルールマランでは、古民家風の建物を改築したアパートに投宿しました。ブッキングドットコムでも、かなり人気のある宿でした。
マルシェで買った食材を並べただけですが、なんだかおいしそうです。
古い建物を大事につかっていました。
ルールマランの夜景。美しい村でした。
旅行6日目の5月2日(レンタカーでプロヴァンスをあちこち散策、ルールマラン泊)
明け方、窓の外で思い思いにさえずる小鳥たちの声で目を覚ましました。
日本では聞いたことのない鳴き声です。
宿の備品を使わせてもらって朝のコーヒーを入れました。上下2つに分かれている金属製容器の中央部にコーヒー豆、下に水を入れます。
上下をくるくる回して接合し、火にかけると水が下から上に上がってコーヒーができる仕組みでした。古民家ですがオーナーがリフォームしてIHを入れていました。
コーヒーの出来上がりです。
この日は、宿泊先のルールマランから、ゴルド、サン・レミ・ド・プロヴァンス、レ・ボー・ド・プロヴァンス、ボニューなど憧れのプロヴァンスを散策します。
↓この地図の東西でおよそ15km。この地域は、プロヴァンスのなかでもリュベロンという自然豊かな地域で、まさに「南仏プロヴァンスの12カ月」の舞台となったエリアです。(地域の中心都市カバイヨン、アヴィニョン、エクサンプロヴァンスは場所だけ図示しました)
朝いちばんで、宿のあるルールマランから観光地・ゴルドに向かいました。
ゴルドも丘の上に創られた鷲の巣村です。街の中も美しく整っているのですが、隣の丘の上から見たこの角度の写真をよく目にします。
ゴルドもフランスで最も美しい村の1つです。
ゴルドの公園とネコ。
続いて、サン・レミ・ド・プロヴァンスのマルシェを訪れます。マルシェは1つの街で週に1回~数回 定期的に開かれています。あらかじめ開催日を調べておきました。
手作りのサラミです。種類が多くて違いがわかりません。
甘~いヌガー。ピスタチオ入りを売っていました。
続いて丘の上にあるレ・ボー・ド・プロヴァンスを訪れました。岩の上に、古い城塞跡が残っています。アルミニウムの原料であるボーキサイトはこの町の名に由来するのだとか。レ・ボー・ド・プロヴァンスも「フランスの最も美しい村」の1つです。
レ・ボー・ド・プロヴァンスでランチをいただきました。野菜たっぷりです。
街外れにある石切り場の跡地で、プロジェクターを使った光のアートを見ました。
ショーが終わると、元の石切り場跡に戻ります。よく考えたものです。
宿のあるルールマランに戻る道すがら、ボニューの街を訪れました。丘の上から、プロヴァンスの平地を見渡せて、忘れられない景色になりました。
白い並木道ではときどき車を降りて、景色を楽しみながら宿に戻りました。